コラム〜と麦

他分野で活躍する各業界のエキスパートが其々の目線で麦を語ります。

麦と駆けるワタシ

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植木 香 TRACK TOKYOランニングクラブ
トレイルランニングインストラクター
四季を通しトレイルランニングインストラクターとして、お客さまをアテンドする仕事で山を走るワタシにとって麦は身近な存在だ。山を駆け降りると大抵は目の前に広がるのは田んぼや畑。

四季折々の景色・土や植物の香り・畑などの資源・それを狙おうとする野鳥や小動物。時にはその小動物であるアライグマやハクビシンなどが畑に仕掛けられた罠に引っかかっている光景も目にする。あらゆる方法を駆使し畑を守るって本当に大変なことだ!

例えばトレイルランニングのレースに出ると山から次の山々を目指す際にいったん民家の建ち並ぶ道を抜けてから、麦畑の畦道へコース誘導されることもあり「えっ。こんなところ走ってもいいの?」と思うことも。大会なので許可が降りているとはいえ大切な資源である麦畑。
お邪魔します。という気持ちになる。

しかし料理好きで食いしん坊でアウトドアなワタシにとって麦畑から美味しいものが食卓へ並ばれるまでの長い長いプロセスはとても興味深い。

トレイルランニングとは
山を走る競技で距離は30kmから100km以上もの山岳コースを昼夜駆け抜ける少しヘ◯タイな競技。長いものでは300kmを超える超ヘ◯タイなカテゴリーもある。アメリカやヨーロッパではメジャーなスポーツで日本ではまだ知名度が低いが国内では30年以上も前から競技は存在しワタシのように挑戦する女性選手も増えている。

麦畑から連想
初夏になると日差しを浴びて綺麗に黄金色に輝く穂を刈り取るコンバインの駆動音が響くと「ああ、いよいよ暑い夏が始まるんだな〜」と思ったり、こんがり香ばしいパンやスコーンを想像したりしながら汗を拭って「麦茶」を飲む。

あっ。何気なく書いたけれどここにもありました!麦と駆けるワタシが!当たり前だけれど麦茶も麦だ(笑)こうして四季をしっかり感じ取ることになるんですね〜。実にナチュラルライフ。

麦とワタシはHappy Set!
そんなわけで秋の種まき期から麦踏み、初夏の収穫期までその一連の流れを目にすることができるランニングスタイルである事を今さらのように気づくと、ますます麦と駆けるワタシってまるでハッピーセットのよう。四季を近くで感じられることってアウトドアアクティビティならではの醍醐味なんです。

オリジナル黒糖麦茶
ちなみにミネラル豊富な麦茶をさらにミネラル豊富にする方法は黒糖を少し入れること!美味しいと感じる程度が自分に合った分量です。ワタシは甘さを感じない程度に入れるのがお気に入り。仕事が常にアウトドアなので脱水症状にならないように、汗で失ってしまったミネラルを補うように麦茶は通年ワタシのマストアイテム!やはり麦と駆けるワタシはハッピーセットだ。

実はまだまだ麦と駆けるワタシは止まらない。次は山の中でも楽しめちゃう「麦と駆けるワタシ」をご紹介します!

さあ、そろそろ大好きな麦酒でも飲もうかな。カンパ~イ!

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